導入事例
『製造から店舗の発注まであらゆる業務を一元管理。
機能もサポートも安心して運用できています。』
導入事例 vol.02
株式会社シュクレイ様
〒107-0061 東京都港区北青山1-2-7 コウヅキキャピタルイースト7F
事業内容:お菓子(和・洋)の企画販売・製造
コーポレートサイト:https://www.sucrey.co.jp
熱狂的なファンを持つ『お菓子の総合プロデューサー』
Q
まずは貴社のご紹介をお願いします。
店舗管理も担当される佐竹様。
セールス管理課の皆様は懐刀運用の中核を担われています。
佐竹 様
「株式会社シュクレイは、1912年創業の『御菓子司ちとせ』をルーツとする『お菓子の総合プロデューサー』として、お菓子の企画や製造、販売を手掛けております。
『フランセ』『東京ミルクチーズ工場』『ザ・メープルマニア』『バターバトラー』などを代表とする22の自社ブランド※があり、駅・百貨店等の直営店舗での小売や卸売などを展開しております。
私たちは『今日一人、熱狂的なファンを創る』という合言葉の下に、全ての社員が日々楽しく仕事に取り組めるようにしております。」 ※インタビュー当時(2022年5月現在)
Q
基幹システム入替の背景について教えてください。
川井 様
「旧システムには機能面、コスト面や老朽化など課題が多くありました。導入時期は、もともと別会社であったフランセと合併する前でして、シュクレイは業務拡大に伴い、基幹システムの強化を目的として導入させて頂きました。フランセは組織変更によって、要求されるデータの粒度や計算方法が変わったことで仕様変更が必要となったため、入替にいたりました。」
崔 様
「懐刀は、シュクレイとフランセが合併する前に、フランセが先に稼働を開始しました。懐刀の導入前は、販売と製造をそれぞれ別のシステムで運用していました。旧システムのバージョンアップや保守延長も選択肢としてありましたが、コスト面でのメリットや、製販一体のシステムであることが非常に魅力的でした。それが懐刀導入のきっかけになったと思います。
その他の機能としては、懐刀を使う前は店舗から物流部門への発注を手入力でしていたんですけれども、今はタブレットと連携して処理できるようになっています。包材も直接仕入先に発注書が届く仕組みになっており、タブレットだけで店舗業務が完結しています。現場の1つ1つの業務にかかる時間が短縮されているように感じます。」
店舗発注業務が大幅に効率化。
誰にでも使いやすい仕組みがマッチし、不可欠な存在に。
Q
導入してよかったところ、効果があったところなどはございますか。
川井 様
「予定組みから生産、出荷までを全て数値管理できるようになり、確認したい実績や数値がすぐに抽出可能となったことが業務の効率化に繋がりました。また、正確な実績データが確認できるため、管理部門からの依頼で資料を作成する際も作業ミスが大幅に減ったと感じています。
もともと懐刀は販売機能がメインのシステムのようなのですが、生産サイドの要望をシステムに盛り込めるように三友さんがその内容に沿って聞き取りからテスト、導入まですごく尽力していただいた印象です。
三友さんはこちらからの要望に対して『できる』『できない』ではなくて、いくつか提案して下さるんです。『本気を出せばこんなことができます』や『これくらいの機能ならコストを抑えられます』といった風に、複数の選択肢を与えて下さるので、本当に信頼していますし、助かっています。
導入以降、『前のシステムの方が良かったな』というネガティブな意見は一度も挙がっていません。分からないことは聞いたらすぐに教えてくださるので、機能を持て余さずに運用できているというところも大きいと思います。」
Q
店舗発注も懐刀で実施いただいていますが、
導入前後での業務負担の変化や使用感について教えてください。
佐竹 様
「店舗のタブレットで発注入力すればそのまま出荷伝票となりますので、発注書の書き間違いや出荷数の間違いなどがなく、誤発注が大幅に減りました。現時点でどれくらい店舗から発注が入っていて、発注総数やどの商品がどの程度発注されているのかを即時に出すことができるので、管理部門でも大幅な業務効率化に繋がったなと感じています。
最近では「FAX送信自動化」といって、店舗タブレットで原料等を発注した場合は、そのまま取引先にFAX送信されるという自動化が実現できました。それまでは店舗のスタッフがFAXを取引先にも送っていたので、その手間が減りましたし、発注済みの内容を自分たちがタブレットでデータ確認できるようにもなったので、『業務の手間が省けた』『便利になった』という声が多く上がっています。
店舗は基本、店長か否かにかかわらず、その日いる人たちがタブレットを使って発注ができるような仕組みになっています。本当に誰でもわかりやすい仕組みで簡単に発注できたり、確認ができたりするので、事務作業の効率化が図れ、販売業務に専念することができるようになりました。」
Q
機能面は勿論、サポート面も重要視されていた点かと思いますが、
三友についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。
川井 様
「今回インタビューして下さるということで、様々な部署、工場や店舗、経理などのバックオフィスの部門に色々と意見を求めた中で、みんなが言っていたのが三友さんに対して『感謝している』でした。不満などは一つもなくて、本当にみんな感謝しているということを、このインタビューで伝えようと思いました。
先ほどもお伝えしたのですが、こちらからの要望や課題に対して、改善案を複数くださることがありがたいですし、本当に信頼しています。
あとは、平日だけではなくて、店舗は土日も動いているので、土日に緊急で連絡したりだとか、月末月初の締めの時にどうしても急いで対応してほしい時などもあったりするんですけど、その時に土日や夜間に連絡してもすぐ対応してくださったり、どうにか改善しようとしてくださることが本当に私達もサポート業務として感謝しています。」
不安こそあれ、導入以降不満はなし。
新しいことに挑戦する社風が追い風になりました。
Q
『懐刀』導入の決め手となったのはどのようなところでしょうか。
崔 様
「システム変更に伴い、サーバー設置型からクラウド型に変更となることに対して、最初は不安もありましたが、サポートが充実しているので大丈夫でした。三友さんは会社によく顔も出してくださいますが、電話やメールの対応も素早く動いてくれるのでそこも非常に助かっています。営業さんや技術者の方の人柄も決め手の1つでした。
佐竹 様
「サポート面なんですが、三友さんは電話もすごく丁寧に対応して下さるのですが、先日店舗でどうしても分からないということがあって、私達も店舗に行けないから分からなくて困っていたんですけど、そのことを三友さんに相談させていただいたら、直接新宿のお店にわざわざ足を運んでくださったんです。それが本当にありがたくて助けられました。
店舗発注アプリを導入する際も技術者の方が、直接店長会議にいらして店長の前で全部説明して下さりました。それで一気に不安も解消されましたし、本当に感謝しかないです。
導入に関するソフト面での苦労に関しても、私たちは店舗に近い部署で店舗から売上などを吸い上げているんですけど、導入後に『使いやすくなった』などの声はありましたが、『前の方が良かった』というような声は本当に一回も無かったです。サポート面が充実しているおかげもあって、わかりやすく説明を受けて、それを店舗に直接落とし込むことができました。本当に不満などは一つも無かったんです。
シュクレイの社風が『新しいことにどんどんチャレンジしよう』というものなので、挑戦しようという気持ちが店舗の皆さんにもあり、システムが変わることに対して心配だなということは正直あったかと思うんですが、不満は一切ありませんでした。」
Q
『懐刀』に改善してほしいところはございますか
佐竹 様
「ちょっと細かいことになるんですけど、先ほどから話題にでているタブレット発注アプリ『通称ガッチリ』について、そのアプリ内で店舗の実績とか過去実績対比表とかが見られる欄があるのですが、それが参考情報というのが現状なのです。パソコンから出した懐刀の数字が一番正しい数字なので、そのデータがタブレットにも完全に反映できるというようになれば、今後店舗でパソコンを使用せずにタブレット一台で完結可能となりますので、今後ご検討いただければなと思っております。
工場からなんですけど、現在、懐刀の原料使用料の入力単位が『g』になっているのを『㎏』にしてほしいという声が上がっております。レシピを作るときには最小荷姿単位の『g』、現場での入力は『㎏』にしたいのですが、懐刀の原料入力が最小単位のみとなっているので、『㎏』になればもっと使いやすくなるのという声が上がっています。
最後にもう一つ、懐刀に機能が追加されるとメニューごとにアップデートが発生するのですが、そんなに不満に思っているわけではないんですけど、アップデートの頻度を少なくしていただけるともうちょっと時間短縮にもなるかなと思っております。」
崔 様
「シュクレイとしては 毎月1日に月次の締めがあるのですが、今日まで大きなトラブルもないんですが、1日が土日に当たることもあります。そういった時に万一トラブルがあった場合も今後も迅速に対応していただけると助かるかなと思います。」
Q
今後の貴社の展望や懐刀に期待すること、ご要望などをお聞かせください
佐竹 様
「声として上がっているのが、オプションでスマホでも確認ができるBIツール機能があるとうれしいという声が上がっておりまして、営業担当だったり店舗を統括している者が外出していることが多いので、出先でもパソコンではなくスマホで店舗のデータや対比だったりをすぐ確認できるようになったらすごく便利だなという声は上がっております。
工場からなんですけど、生産側の利便性を上げるグレードアップをしたいですという声が上がっております。具体的なものはないんですけど、そういった声が上がっていました。
その他、セールス部門、管理部門からは年間の予定を組み立てるマスタープランの金額組み換えの時に、簡単にシステムに反映できるものがあったらうれしいなと思っています。現在は、マスタープランのデータを配信する時は懐刀で過去の実績を出して、統括しているマネージャーなどから予定をもらってそれをエクセルで関数を入れて作成しているので時間がかかっています。それを懐刀で瞬時に反映や確認が出来るようになればすごく便利だなと思っています。」
Q
最後に、皆さんが一番好きな貴社のお菓子を教えてください。
川井 様
「私は『ザ・マスター』ですね。」
佐竹 様
「私は、東京ミルクチーズ工場の『蜂蜜&ゴルゴンゾーラクッキー』です。
一番人気は『ソルト&カマンベールクッキー』なんですけど、個人的にはちょっと甘めの『蜂蜜&ゴルゴンゾーラクッキー』が好きです。」
崔 様
「私は、バターバトラーは毎日食べられます。『バターフィナンシェ』が好きです。
皆様からそれぞれおすすめいただいた3種類のアイテム。
一部商品はオンラインストアからでもお買い求めいただけます。
「シュクレイオンラインストア」 https://sucreyshopping.jp/
インタビューにご参加いただいた皆様
経営管理部 経理財務課 マネージャー
川井 様
ロジスティック部 統括リーダー
崔 様
経営管理部 セールス管理課
佐竹 様