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食品の廃棄ロスを削減するには

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食品の廃棄ロス問題


食品業界において、廃棄ロスの問題は尽きることの無い課題です。近年では、各企業がAIによる需要予測の導入や、賞味期限の表記を年月日から年月に変更して販売期間を延長するなどして努力をしているところではありますが、廃棄ロスを完全になくすことは容易ではありません。今回は、倉庫や店舗で消費者の手に渡ることなく廃棄されてしまう食品について考えていきます。

食品管理にお困りではありませんか?
  • いつ生産した製品がいつどこに販売されているか把握できていない
  • 入出荷、在庫管理に関わる業務を効率化して物流コストを削減したい
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なぜ廃棄ロスが発生するのか


そもそも、廃棄が発生してしまうのは供給過多が原因です。仕入れる数や製造する数が売れる数を上回らなければ、理論上廃棄は発生しません。しかし、企業は慈善事業として食品を製造しているわけではないので、少しでも多く販売して利益を得たいと考えるのが当然です。企業が恐れているのは、作り過ぎて売れ残ってしまうことよりも、作らないで販売の機会を逃してしまうことではないでしょうか。これらをまとめると、廃棄ゼロを目指すことよりも、「機会損失をゼロにして、廃棄もできる限り減らす」ことの方が現実的に感じられます。

未来の販売数を予測する


廃棄削減に活用できる情報として、まず各商品の過去の販売数が挙げられます。どの商品がどれくらいの期間でどれだけ売れているのかを把握することで、この先どれくらい売れそうかを判断するのに役立てることができます。天気予報やイベント情報、人出予測などの情報を組み込むことでより精度を高めることができますが、人間では時間が掛かり過ぎてしまうので、必要に応じてAIなどを活用するのが良さそうです。

未来の在庫数を管理する


もう一点重要なのが、未来の在庫数を管理することです。これは前項の販売予測とは異なって管理であるので、事実に基づいて数量を把握するため、難しいことではありません。具体的にどのようなことかというと、受注や発注、製造計画の数量を実在庫に反映させるだけです。実在庫にこの先増減することがほぼ確定している情報を組み込むことで、在庫情報を「いま存在している数」から「(現在、またはそれ以降の時点で)使うことのできる数」にグレードアップすることができます。これによって、余分な発注や製造を事前に察知し、過剰に在庫に保有するリスクを抑えることが出来ます。

最後に


冒頭でも述べましたが、廃棄をゼロにするというのは簡単なことではありません。しかし、廃棄を減らすことは企業にとっても消費者にとってもメリットのあることです。各企業が売上や在庫の情報をうまく活用して、業界全体で少しずつ廃棄を減らしていこうと考え、行動することが大切なのではないでしょうか。

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