食品業界に向けたお役立ち情報を発信!

  1. TOP
  2. フードラボ
  3. 食品×DX おすすめ記事
  4. 食品製造業と5G

フードラボ

食品製造業と5G

  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

5Gとは


第5世代移動通信システム、通称:5G(5th Generation)。老若男女誰もがどこかで目にしたり耳にしたりしたことがあるものではないかと思います。

今はまだ使用可能エリアが限られていますが、我々一般人もスマートフォンを用いて5Gを体感できるようになりました。5Gでは車の自動運転技術が向上したり、好きな視点から臨場感のあるスポーツ観戦を楽しめたりと、その特徴である大容量・超低遅延のメリットを生かして、私たちの日常生活をより豊かにしてくれることが期待されています。

1Gと呼ばれる自動車電話の時代から、今なお飛躍的な進化を続けている移動通信システム。今回は日常生活でなく、製造業の現場でどのような変化が期待されるかについてお話します。

食品管理にお困りではありませんか?
  • いつ生産した製品がいつどこに販売されているか把握できていない
  • 入出荷、在庫管理に関わる業務を効率化して物流コストを削減したい
  • 他システムとの連携がとれておらず重複作業が発生しているので改善したい

このような課題は、私たち『懐刀』にご相談ください。懐刀は食品業界のニーズに合わせて開発された「クラウド型販売管理システム」です。20年の運用実績と200社以上の導入実績で、御社のDXを安心・快適に導入までサポートします。まずはサービスページをご覧ください。

サービスページを見る →

パブリック5Gとローカル5G


先に紹介した5Gは、厳密には「パブリック5G」と呼ばれるものです。これは、よく耳にするNTTドコモ、ソフトバンクといった各通信事業者が提供する電波を端末でキャッチし、日常生活で使用するスマートフォンの通信をハイグレードなものにしてくれます。今はまだ5G対応エリアが限られていますが、利用可能な通信プラン、端末であれば、誰でも利用することができます。

一方で、これから紹介する5Gは「ローカル5G」と呼ばれます。パブリック5Gでは場所の制限がありますが、こちらは山奥や地下深くなど、電波が届きにくい場所でも気にせず5Gを活用することができます。デメリットとしては、倉庫や工場内に自社専用の5G環境を構築する必要があるため、時間もコストも必要になります。

食品製造業界にもたらす変化


昨今、広範囲な業種において人手不足の問題が顕在化しています。特に多くの人員を必要とする製造業においては、より深刻な問題となっており、スマートファクトリー化が急務となっています。5Gはこの人手不足問題を大きく改善する可能性を秘めています。

まず、企業が5Gを活用する場合には、工場などの自社エリア内に「ローカル5G」を整備することが必要となります。現在は、先進技術であるため導入・運用コストの面から導入可能な企業は限られてしまいますが、将来、ローカル5G活用がスタンダードになれば、多くの企業が低コストで導入できることが期待されます。

例えば、5Gの活用によって実現されるものとして、以下のようなことが挙げられます。

・正確かつリアルタイムな在庫管理
5Gを活用することで、ありとあらゆるものをデータ化し、活用することができます。例えば、センサーを組み合わせた場合を想定してみます。まず、商品や原料の入庫時に、現在の在庫情報から適切な保管場所を示してくれます。実際に保管場所へ商品を置くと、正確な数量と賞味/消費期限が記憶、データ化されます。いざ出荷する場合には、蓄積したデータから賞味/消費期限や他に同時にピッキングするものとの位置関係、出荷数量などの複数のデータから適切なピッキング場所を示し、作業の効率化と厳密な在庫管理を同時に実現してくれます。

・自動化/遠隔操作の実現
5Gが実現してくれるものとしてよく挙げられるのが、遠隔操作、そして自動化です。
遠隔操作は、アクセスの悪い場所、危険の伴う場所において効果が発揮されるものです。主には建設業での活躍が期待されることが多いですが、食品製造業においても、冷蔵/冷凍倉庫内での作業、切断などの刃を用いるような工程で役に立ってくれそうです。
自動化という面においては、製造現場に人がいなくてもロボットが作業を進めてくれたり、物流倉庫では、人が乗っていないフォークリフトが縦横無尽に駆け回ってピッキング作業を行い、挙句の果てには自動運転トラックが納品先まで荷物をもっていってくれたり、なんてことも遠い未来の話ではないでしょう。

最後に


IT業界は我々の想像を上回るスピードで進化を続けています。都度、最新の技術を取り入れることはコスト面から見ても現実的ではありません。

コストパフォーマンスを重視するのであれば、作業に時間が掛かっている箇所を洗い出し、部分的にIT化することが効果的です。

まずは、どの作業に時間が掛かっているか、それはITツールを使えば省力化できるかをよく検討し、着実に業務効率化を目指していきましょう。

食品管理にお困りではありませんか?
  • いつ生産した製品がいつどこに販売されているか把握できていない
  • 入出荷、在庫管理に関わる業務を効率化して物流コストを削減したい
  • 他システムとの連携がとれておらず重複作業が発生しているので改善したい

このような課題は、私たち『懐刀』にご相談ください。懐刀は食品業界のニーズに合わせて開発された「クラウド型販売管理システム」です。20年の運用実績と200社以上の導入実績で、御社のDXを安心・快適に導入までサポートします。まずはサービスページをご覧ください。

サービスページを見る →
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
サイドバナー
サイドバナー