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HACCPについて②

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HACCPの義務化


2018年6月に改正食品衛生法が可決され、HACCPの義務化が決定しました。この法律により2020年6月から食品を扱う全事業者に対してHACCPによる衛生管理(事業者の規模により程度は異なる)を実施する必要がありますが、1年間の猶予期間があり2021年6月より完全に義務化となります。

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HACCPに対する誤った認識


今回のHACCP義務化の決定は、食品業界にとって非常に大きな変化といえるでしょう。
食品製造業、加工業をはじめ、スーパーなどの販売店も義務化の対象となります。自社で対応可能だろうか、といった不安を抱えている事業者も少なくないでしょう。
HACCP導入のために、大規模な設備投資が必要だ、老朽化した建物や設備を新しくしなければならないといった認識を持たれている事業者も多くいるかと思います。しかしこれらは厳密にいうと間違っています。HACCP導入については前回の記事でもお話ししましたが、あくまで管理手法です。危険を見つけ出し、しっかり管理することが本質ですので、最低限の改修は必要であるものの、大規模な工場の改修や新たに設備を大量に投入するような、数千万~数億円規模の工事は必要ないでしょう。

取り組むことによるメリット


もちろん、HACCPの導入は面倒ごとが増えるだけではありません。それでは、導入によって得られるメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。

1.生産性の向上
HACCPを導入するには、綿密な製造工程の分析と工程一覧、各工程での危険予測や解析管理方法の検討など多くの項目設定が必要で、複雑な計画を行わなければなりません。しかし、一度マニュアル設定、ルールの明確化を行うことで、業務の標準化を図れます。また工程の見える化ができるため、無駄を省き生産性の向上が見込めます。
2.事故発生時の原因究明、対策が行える 
HACCPは危険因子を分析し、それらの管理を監視、記録していくものなので、万が一事故が発生しても、原因の究明が容易に行えます。また、それらをもとに改善策の検討へとつなげていくことができます。
3.企業イメージ・顧客信頼度のアップ(認証取得)
HACCPは今や食品衛生管理の世界基準となっており、日本でもその考え方が広く浸透しつつあります。今回の義務化の範囲外ではありますが、HACCPの認証取得ができれば、それをアピールポイントとして顧客からの信頼を得ることも可能でしょう。認証取得は優良企業としてのイメージアップにもつながります。

最後に


HACCP導入が義務化され、食品業界は大きな変化が起こりますが、必要・必然と捉え、これからのビジネスチャンスに繋げていく契機としていただければと思います。

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